ホンダシャトルはホンダの代表的なコンパクトカーである「フィット」をベースにつくられたステーションワゴンです。5ナンバーサイズに収まるステーションワゴンは限られており、扱いやすサイズ感から高い人気を誇っています。この記事では、シャトルのサイズに注目して徹底解説していきます。また、よく比較される他車種との違いも解説していきます。購入を検討している方の参考になれば幸いです。
画像引用元:ホンダ公式ホームページ
ホンダシャトルのパワートレインは1.5L直噴ガソリンエンジンと、1.5Lエンジンと高出力モーターを組み合わせたホンダのハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」の2種類を採用しています。ガソリンエンジンを搭載するグレードは「G・Honda SENSING」の1種類のみです。ハイブリッドシステムを搭載するグレードは「HYBRID・Honda SENSING」「HYBRID X・Honda SENSING」「HYBRID Z・Honda SENSING」の3種類です。また、すべてのグレードで2WDと4WDを選ぶことができます。このようにエンジンタイプやグレードはいくつか分かれているものの、サイズは全て統一されており以下の通りです。
- 全長:4440mm
- 横幅:1695mm
- 高さ:1545mm(4WD車は1570mm)
“グレードごとにサイズが違う”ということがないため、選ぶときに困惑することがないので良いですね。ここからは、全長・横幅・高さに注目してさらに深掘りしていきます。
シャトルの全長
画像引用元:ホンダ公式ホームページ
ホンダシャトルの全長は4440mmです。クルマ全体で見ると長い方に分類されますが、シャトルのライバル車と比較すると平均的なサイズ感となっています。室内長は1925mmとなっています。荷室容量はクラス最大の570Lあり、なんとゴルフバッグが4つも乗せることができます。後部座席や助手席を倒すことで1141Lに拡大し、サーフボードなどの大きな荷物を乗せることができることも可能となります。
シャトルの横幅
画像引用元:ホンダ公式ホームページ
ホンダシャトルの横幅は1695mmです。1700mmに収まっているので、5ナンバー車となります。ステーションワゴンで5ナンバー車なのは、国内のクルマではシャトルとトヨタカローラフィールダーのみです。5ナンバーサイズだからといって室内が狭いわけではありません。全長で述べたとおりゴルフバックが4個乗せることが可能なのですが、横にして乗せることができます。その理由は、タイヤハウスの後ろの部分が大きくえぐられていて横幅を最大限広くとっているからです。5ナンバーサイズのクルマでゴルフバックを横できるのはスゴイですよね。
シャトルの高さ
画像引用元:ホンダ公式ホームページ
ホンダシャトルの高さは1545mm(4WD車は1570mm)です。立体駐車場の一般的な高さ制限は1500mmとなっているので2WDであればギリギリ利用できる高さです。しかし、4WDになると70mm制限を上回るため立体駐車場の利用は厳しくなります。
他車種とのサイズ比較
ここからは、よくホンダシャトルと比較される他車種についてサイズの違いに注目してまとめました。ご自身のライフスタイルに合った車を見つけるための参考にしてみてください。
ホンダフィットとの比較
画像引用元:ホンダ公式ホームページ
単位:mm | シャトル | フィット |
全長 | 4440 | 3995(4090) |
横幅 | 1695 | 1695(1725) |
高さ | 1545(1570) | 1540〜1570 |
ホンダフィットはコンパクトハッチバックタイプのクルマです。シャトルはもともとフィットをベースに設計・開発されたクルマで、シャトルのほうがひと回り大きいサイズ感となっています。フィットの外観はシンプルで、親しみやすさを最優先に考えたスタイルとなっています。しかしそのコンパクトな外観からは想像することができない車内空間の広さとシートアレンジの豊富さが特徴のクルマです。
トヨタカローラフィールダーとの比較
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
単位:mm | シャトル | カローラフィールダー |
全長 | 4440 | 4400 |
横幅 | 1695 | 1695 |
高さ | 1545(1570) | 1460 |
トヨタカローラフィールダーはシャトルと共に日本で発売されている唯一のコンパクトステーションワゴンです。そのため、よく比較検討される車種です。全長と横幅はほとんど同じですが、高さはカローラフィールダーの方が110〜85mm低くなっています。そのため、カローラフィールダーの方が立体駐車場を利用しやすいです。
ホンダフリードとの比較
画像引用元:ホンダ公式ホームページ
単位:mm | シャトル | フリード |
全長 | 4440 | 4265(フリードプラスFF車:4295) |
横幅 | 1695 | 1695 |
高さ | 1545(1570) | 1735(FF車:1710) |
ホンダフリードはコンパクトミニバンに分類されるクルマです。全長はシャトルの方が175〜205mm長く、高さはフリードの方が165〜190mm高いです。つまり、フリードはシャトルより高く、短いつくりとなっています。またシャトルは2列シートなので5人乗りとなりますが、フリードは3列シートなので6人乗りとなります。意外にもボディサイズがコンパクトなフリードの方が乗車人数が多く設定されています。
ホンダ ヴェゼルとの比較
画像引用元:ホンダ公式ホームページ
単位:mm | シャトル | ヴェゼル |
全長 | 4440 | 4330 |
横幅 | 1695 | 1790 |
高さ | 1545(1570) | 1590 |
ホンダヴェゼルはコンパクトSUVに分類されるクルマです。シャトルと大きさを比べると、全長はシャトルの方が大きいですが、横幅と高さはヴェゼルの方が大きい設計となっています。全長が短いことと視界が高くなることから、ヴェゼルの方が運転しやすいと感じます。
トヨタシエンタとの比較
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
単位:mm | シャトル | シエンタ |
全長 | 4440 | 4260 |
横幅 | 1695 | 1695 |
高さ | 1545(1570) | 1675 |
トヨタシエンタはコンパクトミニバンに分類されるクルマです。シャトルと大きさを比べると、横幅は同じですが全長はシエンタの方が短く、高さは高いです。そのため、シャトルの方が全体的にひと回り小さい見た目となります。またシャトルは5人乗りなのに対して、シエンタは5人乗り・6人乗り・7人乗りを選択することができます。
まとめ
この記事では、ホンダシャトルの購入を検討している方に向けてサイズに注目して解説しました。5ナンバーサイズに収まるコンパクトなサイズのステーションワゴンながら、余裕のある室内空間が魅力のクルマということがわかりました。家族で乗りたい・荷物をたくさん乗せたいと思っているけれど、大きすぎるクルマの運転は不安がある…という方は是非一度ホンダシャトルを検討してみてはいかがでしょうか?
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