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ホンダシビックのサイズを徹底解説!【全長・横幅・高さ】

シビックはホンダの大御所ともいえる代表的な車で、その歴史は1972年からはじまりました。シビックという名前の由来は、CIVICが英語で「市民の」という意味で、大衆車向けに作られたそうです。デビュー当初は ハッチバックタイプのみの販売でしたが後にセダンやクーペ、ステーションワゴンと色々なボディタイプのシビックが登場しました。

デビューから幾度もモデルチェンジを繰り返し、現在は11代目として今も愛され続けています。はじめは小型車として扱われていた小さなボディサイズも、モデルチェンジのたびに徐々に大型化。2005年に登場した8代目シビックではじめて3ナンバーのボディサイズが与えられましたが、形がセダンで当時流行っていなかった為次世代に引き継ぐことは出来ませんでした。一旦はホンダフィットに引き継ぐような形で生産を終了していましたが、5年の空白を経て2015年「タイプR」を限定発売し大ヒットを受けて再び返り咲きました。

シビックが有名になりだしたのは5代目の「スポーツシビック」と呼ばれたころで、これまでのセダンやライトバンタイプのボディから3ドアハッチバックにしてエンジンやサスペンションを強化し、荒れた路面での乗り心地やうねりのある路面での追従性が大幅に向上したことにより一気にスポーツ感が増して高い人気を得ることとなりました。

2017年7月に日本市場での復活が正式に発表され、同年9月にハッチバック、セダン、タイプRの3種類が発売されて現代にあった性能や安全性を重視し室内にもこだわりました。乗りやすさや居住性、快適性などが向上し、タイプ別に色々な世代の方に楽しんでもらえる車を作り上げたのです。

そんな現在のシビックは2021年9月に日本での発売を開始した11代目シビック。「爽快シビック」というコンセプトが掲げられていて、今後のホンダ車に導入される新世代コモンアーキテクチャー戦略「ホンダ アーキテクチャー」の第1弾となります。

ハッチバック、タイプR、e:HEVと3種類のタイプを用意していて、ここではハッチバックのサイズを徹底解説していきたいと思います。

グレードは標準モデル「LX」と上級モデル「EX」の2種類、エンジンはどちらも1.5Lガソリン直噴VTECターボで6速MTとCVTが用意されて燃費性能は両タイプともに16.3km/L(WLTCモード)を実現しています。

LX EX
全長 4,550㎜ 4,550㎜
全幅 1,800㎜ 1,800㎜
全高 1,415㎜ 1,415㎜
目次

シビックの全長(長さ)

画像引用元:ホンダ公式ホームページ

全長とは車のフロントバンパーの先からリアバンパーの端までの長さのことをいいます。

シビックの全長は4,550㎜、ハッチバックの平均的な全長は4,000ちょっとなので、すこし長い感じがします。ハッチバックというよりスポーツハッチという感じですね。ホイールベースは2735mm。従来モデルより全長を30mm、ホイールベースを35mm伸ばすことで、伸びやかなスタイリングとゆとりのある車内空間を実現しています。

シビックの全幅(横幅)

画像引用元:ホンダ公式ホームページ

全幅とは車を正面から見た時のサイドミラーを含まない右端から左端までの長さのことをいいます。シビックの全幅は1,800㎜。 ワイドな印象ですね。ただ、近年のハッチバックはこのようなワイドな作りのものが多く案外普通に見えます。こちらは5ナンバーサイズの規定(1,800㎜以下)を超えているため3ナンバー仕様になります。

シビックの全高(高さ)

画像引用元:ホンダ公式ホームページ

全高とは、ルーフの頂上から地面とタイヤが接しているところまでの長さをいいます。

シビックの全高は1,415㎜。一般的なハッチバックが1,500㎜くらいなのでやや低いです。

広く開放的なガラスエリアを確保するとともに、ボディーが薄く、軽快に見えるようバランスを配慮しておりAピラーの付け根を後退させ、フロントフェンダー後端の高さを下げることで、運転席からの広々とした視野も実現しています。よほど高身長でない限りは乗っていて窮屈さは感じないと思いますのでご安心ください。

他社とのサイズ比較

続いて、シビックと似たような車種をピックアップしてサイズを比較していきたいと思います。

カローラスポーツとの比較

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

シビック カローラスポーツ
全長 4,550㎜ 4,375㎜
全幅 1,800㎜ 1,790㎜
全高 1,415㎜ 1,460㎜

トヨタハッチバックのスポーツタイプといえばカローラスポーツ。

サイズはシビックのほうがやや大きいですね。カローラスポーツもシビックも5ナンバーサイズを超えていますので3ナンバーになります。どちらもターボエンジン搭載で重心が低く安定感があります。カローラスポーツは1.2L、シビックは1.5Lと排気量の違いがあります。

見た目はシビックの方が車高が低くスタイリッシュでスポーツカー感があります。

マツダMAZDA3ファストバックとの比較

画像引用元:マツダ公式ホームページ

シビック MAZDA3ファストバック
全長 4,550㎜ 4,460㎜
全幅 1,800㎜ 1,795㎜
全高 1,415㎜ 1,440㎜

シビックの方が長さがありますが、幅も高さもあまり変わらないです。

MAZDA3もなかなかフロントマスクが長いですが、シビックも負けない程長いですね。運転していて前の感覚を掴むのに苦労しそうですが、シビックは「フロントワイドビューカメラと前方後方のソナーセンサー」で衝突回避が出来ますし、MAZDA3も「360°ビューモニター+フロントパーキングセンサー」で見にくい箇所もカバーしてくれ安全性に優れています。唯一、MAZDA3にあってシビックに無い部分といえばディーゼル車ですね。

日産リーフとの比較

画像引用元:日産公式ホームページ

シビック リーフ
全長 4,550㎜ 4,480㎜
全幅 1,800㎜ 1,790㎜
全高 1,415㎜ 1,450㎜

全長はシビックが70㎜も長く、高さはリーフの方があることがわかります。

リーフは日産自動車から2010年に発売、100%電気自動車として話題を呼びました。電気自動車は環境にやさしく走行中のCO2排出がゼロ、現代に相応しいエコカーとなっています。

電気自動車の室内サイズも気になったのでみていきましょう。

シビック リーフ
室内長 1,910㎜ 2,030㎜
室内幅 1,465㎜ 1,455㎜
室内高 1,160㎜ 1,185㎜

室内空間はリーフのほうが若干広い設計になってます。リーフの後部座席は座面が少し高く設定されていることもあり、窮屈さを感じることなく足の置き場を確保することができます。走行はガソリン車とはまた違った安定感で、とても静粛、加速がとにかくスムーズで感動的です。

アウディA3Sportbackとの比較

画像引用元:アウディ公式ホームページ

シビック A3Sportback
全長 4,550㎜ 4,345㎜
全幅 1,800㎜ 1,815㎜
全高 1,415㎜ 1,450㎜

全長はシビックが大きいですが、全幅、全高はA3スポーツバックのほうが高いです。

見た目も短くてコロンとしているイメージです。

アウディA3スポーツバックは2004年10月から販売開始して、現在は3代目になります。アダプティブクルーズアシストや衝突を回避、軽減するアウディプレセンスフロント、リヤビューカメラなどがドライバーをサポートします。

まとめ

画像引用元:ホンダ公式ホームページ

シビックの寸法や魅力、他車種との比較をしてみましたがいかがでしたでしょうか?

シビックは、国産メーカーの中でもトップクラスに歴史が長く、昔はスポーツカーというととにかくスピーディーで取り回しがいいイメージでしたが、現在はそれに付け加え万人に受け入れられる工夫がふんだんに使われていて、インテリアや外観にもこだわり抜いて高級感を出し、進化を続けています。シビックの魅力を知れば知るほど、ヤング世代からシニア世代まで人気を獲得できたのも納得です。今後も歴史をどんどん塗り替えていくシビックに是非大注目ですよ。

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