トヨタを代表する歴史の中でも長年愛されているカローラシリーズ。
今回はその中でも2018年にスポーツハッチバックとして発売されたカローラスポーツを徹底解説していきたいと思います。
カローラは元々セダンのイメージが強い方が多いかと思いますが、このカローラスポーツはハッチバックタイプでおしゃれなデザインとなっております。
2020年にはトヨタが久々の純トヨタ産本格スポーツカーとして発売したGRヤリスが大きな話題を呼びましたよね。その他にもフォルクスワーゲンのゴルフ、スズキのスイフトスポーツ、マツダ MAZDA3ファストバックなど、スポーティな走行を楽しめるハッチバック車は各メーカーから販売されており高い人気を集めています。
カローラスポーツは運転を楽しめる車として開発されており、非常に優れた走行性能を誇ります。
パワーユニットは1.2Lのターボエンジンモデルと1.8Lのハイブリッドモデルの2種類がラインナップされています。ターボエンジンモデルは、非常にレスポンスがよく、アクセル操作に対して素早く反応しハンドル操作がとてもスムーズです。
1.8Lハイブリッドモデルにはターボは搭載されていないですが、排気量をアップすることでパワーを維持しています。また、モーターのみで走行できる「EVドライブモード」が装備されており、とても静かで深夜や早朝などにもエンジン音を気にせずに走行可能です。コンパクトですが幅をワイドにし3ナンバー仕様にしました。
カローラスポーツのサイズ | |
全長 | 4,375㎜ |
全幅 | 1,790㎜ |
全高 | 1,460㎜ |
カローラスポーツの全長(長さ)
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
まずは全長から解説していきます。全長とは車のフロントバンパーの先からリアバンパーの端までの長さのことを意味します。
カローラスポーツの全長は4,375㎜と小さく、ハッチバックタイプなので後方確認するときはとても見やすく便利です。セダンタイプのカローラアクシオが全長4,400㎜とあまり変わらないのも驚きですよね。
カローラスポーツの全幅(横幅)
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
全幅とは車を正面から見た時のサイドミラーを含まない右端から左端までの長さのことを意味します。
カローラスポーツの全幅は1,790㎜と3ナンバー47仕様で少し広めな設計になってはいますが、道幅の狭い道路でもストレスなく走れますし外出先の駐車場にも余裕をもって停められる幅になっています。スポーツタイプなので内装はあまり広くありませんが5人乗り仕様となってます。
カローラスポーツの全高(高さ)
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
全高とは、ルーフの頂上から地面とタイヤが接しているところまでの長さを意味します。
カローラスポーツの全高は1,460㎜です。ハッチバックタイプの車としては一般的な高さとなっているため窮屈に感じることはないとおもいます。
他社とのサイズ比較
次に、カローラスポーツと同じようなライバル車を色々なメーカーや車種別に比較していきたいと思います。
トヨタ GRヤリスとの比較
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
カローラスポーツ | GRヤリス | |
全長 | 4,375㎜ | 3,995㎜ |
全幅 | 1,790㎜ | 1,805㎜ |
全高 | 1,460㎜ | 1,455㎜ |
GRヤリスはカローラスポーツより少し小さいサイズですが、カローラスポーツよりレーシング仕様となっており見た目もよりスポーティーでフロントマスクはメッシュの大きいグリルが特徴的ですよね。
乗車定員は4名となってますので決して広いわけではありませんが走りを楽しみたい方はGRヤリスもおすすめです。
フォルクスワーゲン ゴルフⅧとの比較
画像引用元:フォルクスワーゲン公式ホームページ
カローラスポーツ | ゴルフⅧ | |
全長 | 4,375㎜ | 4,295㎜ |
全幅 | 1,790㎜ | 1,790㎜ |
全高 | 1,460㎜ | 1,475㎜ |
ドイツ車の代表的な存在のフォルクスワーゲン。その中でもゴルフは1974年の誕生以来長い歴史があります。幾度のモデルチェンジやマイナーチェンジを繰り返し、いまも進化を続けています。10インチの大画面に全面タッチスクリーンのモニターでスマートフォンのように操作ができるのも便利です。
マイルドハイブリッドシステムのeTSIエンジンに加え、2.0ℓのTDIエンジン(クリーンディーゼル)が新たに加わり、パワートレインのラインアップがさらに充実しました。
スズキ スイフトスポーツとの比較
画像引用元:スズキ公式ホームページ
カローラスポーツ | スイフトスポーツ | |
全長 | 4,375㎜ | 3,890㎜ |
全幅 | 1,790㎜ | 1,735㎜ |
全高 | 1,460㎜ | 1,500㎜ |
スイフトスポーツはカローラスポーツ同様コンパクトカーですが、オーバーフェンダーでワイドな設計にしたことにより同じく3ナンバー仕様です。排気量1.6Lと十分、グレードが2WD6速MT、6速MTと2種類あり、好みに合わせて運転を楽しめます。後方座席真ん中シートにも補助ベルトがありコンパクトながら室内が広いのも特徴的。また、可動式の後部座席を倒せば1,390㎜もある広々とした荷物置き場になり、フルフラットではないですがゴルフバックが二つ重ねて積めるスペースが余裕であります。
マツダ MAZDA3ファストバックとの比較
画像引用元:マツダ公式ホームページ
カローラスポーツ | MAZDA3ファストバック | |
全長 | 4,375㎜ | 4,460㎜ |
全幅 | 1,790㎜ | 1,795㎜ |
全高 | 1,460㎜ | 1,440㎜ |
MAZDA3ファストバックのほうが85㎜長いぶん見た目も少し長く感じます。コンパクトカーの中では大きめでボンネットが長いのが特徴。運転席から鼻先を見ることが出来ないので車幅感覚を掴むのに時間がかかるかもしれません。後方視界もデザイン重視のためあまり良いとはいえません。
全方位的に死角が多く、ボディ四隅の位置も掴みにくいMAZDA3ファストバックの場合、メーカーオプションである「360°ビューモニター+フロントパーキングセンサー」は重要必須のアイテムと言えるでしょう。
後部座席はMAZDA3の方がゆとりがある様に感じます。排気量やエンジンは1.8Lのクリーンディーゼル車、1.5L、2.0Lガソリン車、2.0Lハイブリッド車と4種類もあり、用途によって選べるのはいいですね。
メルセデス・ベンツ A45 AMG 4MATICとの比較
画像引用元:メルセデスベンツ公式ホームページ
カローラスポーツ | A45 AMG 4MATIC | |
全長 | 4,375㎜ | 4,370㎜ |
全幅 | 1,790㎜ | 1,780㎜ |
全高 | 1,460㎜ | 1,420㎜ |
キングオブホットハッチともいえるメルセデスベンツのAMG A45はサイズこそカローラスポーツの方が多少大きいですが、装備や性能はもちろんA45のほうが上です。
それもそのはず、新車車体価格自体もカローラスポーツの倍以上なのです。
ガソリン車2.0Lフルタイム4WD仕様で、AMGはスペシャリストのマイスターが一人でエンジンを作り上げるので有名ですが、このA45もボンネットを開けると担当マイスターのサイン入りプレートがありますよ。特別感があり自慢したくなっちゃいますよね。
エンジンをかけたときの独特な重低音を聞くと、たちまち虜になり欲望がおさえきれなくなるほど魅力的です。
まとめ
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
カローラスポーツのサイズや他社メーカーとの比較をご覧いただけましたでしょうか。
ハッチバックタイプのスポーツカーのことを最近ではホットハッチというのはご存じでしたか?まだまだ進化し続けるホットハッチのカローラスポーツ。
新車価格もお手頃で、カローラシリーズとはおもえないスポーティーな顔はおしゃれでデートにピッタリですよね。
スポーツカーなのにハイブリッド車があるというのも燃費の面ではありがたいです。ファミリー層にはセカンドカーとしてもちょうどいいサイズだとおもいます。
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