CHRはトヨタが2016年に発売を開始したコンパクトサイズのSUVです。
SUVは「Sport Utility Vehicle」の略で、日本語で「スポーツ用多目的車」です。多目的という名の通り、ショッピングやこどもの送り迎え、キャンプ、アウトドアなど多くの用途に適しています。「悪路でも走行できる」「フロアと路面の間に高さがある」「たくさんの荷物が詰める」ことが特徴です。
特に、コンパクトサイズのSUVは近年国内で人気を集めています。その中でもCHRは、2017年・2018年に新車SUVで国内販売台数1位を獲得しており、SUVの購入を検討する人にとって必見の車種と言えます。CHRは、スタイリッシュかつ走行性能も高いことから非常に人気です。
この記事では、CHRのサイズにフォーカスし、分かりやすく徹底解説していきます。購入を検討する際の参考にしていただけると幸いです。
画画像引用元:トヨタ公式HP
CHRのグレードは、標準グレードのSと、上位グレードのG、スポーツカー仕様のGR SPORTの3種類です。それぞれ、ハイブリッドモデルとガソリンターボモデルが選べます。
CHRのグレード毎の車両サイズは以下の通りです。
車種 | 全長(㎜) | 横幅(㎜) | 高さ(㎜) |
S(ハイブリッド) | 4,385 | 1,795 | 1,550 |
S-T(ガソリンターボ) | 4,385 | 1,795 | 1,550~1,565 |
G(ハイブリッド) | 4,385 | 1,795 | 1,550 |
G-T(ガソリンターボ) | 4,385 | 1,795 | 1,550~1,565 |
S”GR SPORT”(ハイブリッド) | 4,390 | 1,795 | 1,550 |
S-T”GR SPORT”(ガソリンターボ) | 4,390 | 1,795 | 1,550 |
それでは全長・横幅・高さそれぞれに注目しながら徹底解説していきます。
CHRの全長
画像引用元:トヨタ公式HP
CHRのS・Gの全長は4,385mm、GR SPORTは4,390mmです。同じトヨタのカローラクロスはコンパクトサイズのSUVの標準的なサイズと言われ、全長が4,490mmです。そのため、CHRはコンパクトサイズSUVの中でも少し全長は短いです。小回りが効きやすいため、運転がしやすいと言えます。
ハイブリッドモデルは燃費が30.2㎞/Lとかなり高性能ですので、CHRのハイブリッドモデルはガソリン代の節約ができます。
CHRの横幅
CHRの横幅は全グレード1,795mmです。同メーカーで自動車の平均的なサイズと言われるプリウスが1,760mmなので、横幅は少し広いと言えます。
また上位グレードGは、シートが本革のコンピシートになっています。運転手と助手席には、3段階調整可能な快適温熱シートも導入されており、快適な車内空間が過ごせます。
CHRの高さ
画像引用元:トヨタ公式HP
CHRの高さは基本的に、1,550mmです。ガソリンターボモデルの4WDが1,565mmです。プリウスの高さが約1,470mmですのでCHRは十分な高さがあると言えます。
車高が高いことで有名なミニバンと比較すると低いですが。一般的な乗り降りをするには十分な高さです。ただし、こどもがいて車内で着替えることがある場合などは車内の高いミニバンを検討してもいいかもしれません。
他車種とのサイズ比較
CHRとよく比較される5車種とのサイズ比較について解説します。
トヨタライズとの比較
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
車種 | 全長(㎜) | 横幅(㎜) | 高さ(㎜) |
CHR | 4,385~4,390 | 1,795 | 1,550~1,565 |
ライズ | 3,995 | 1,695 | 1,620 |
CHRとライズのサイズ比較は、ライズの方がひと回り小さいです。
ライズは2019年11月に発売されたトヨタの新しいコンパクトSUVです。ライズは、コンパクトSUVの中ではかなり小さいサイズです。CHRが大きいわけではないですが、ライズはさらにサイズが小さく、最小回転半径が4.9〜5.0mで小回りも利きます。
ライズは、初めて車に乗る方や軽自動車から乗り換える方におすすめのサイズ感です。駐車時の乗り降りの際も、左右を気にしすぎることがない車です。
トヨタヤリスクロスの比較
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
車種 | 全長(㎜) | 横幅(㎜) | 高さ(㎜) |
CHR | 4,385~4,390 | 1,795 | 1,550~1,565 |
ヤリスクロス | 4,180 | 1,765 | 1,590 |
CHRとヤリスクロスのサイズ比較は、サイズ感に大きな違いはありません。全長は若干CHRが長く、車高は若干ヤリスクロスが高くなっています。どちらも高燃費で走行性能の高い車です。
価格はCHRが約50万円高いです。内装はヤリスクロスが落ち着いた雰囲気である一方、CHRは高級感漂う内装です。外装は、ヤリスクロスは洗練された都会的なデザインですが、CHRは一目見ればCHRとわかる個性的なデザインとなっています。
荷室容量はヤリスは390L・CHRは318Lのため、たくさん荷物を積む方はヤリスを検討しましょう。
トヨタカローラクロスとの比較
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
車種 | 全長(㎜) | 横幅(㎜) | 高さ(㎜) |
CHR | 4,385~4,390 | 1,795 | 1,550~1,565 |
カローラクロス | 4,490 | 1,825 | 1,629 |
CHRとカローラクロスーのサイズ比較は、カローラクロスの方がひと回り大きいです。どちらもコンパクトSUVで、カローラクロスは2021年9月に登場しました。
カローラクロスは、トヨタが販売しているSUVの中では標準的なサイズです。横幅が広く車内の居心地の良い空間を重視して設計されています。
運転のしやすさを重視する場合はCHR、乗客の快適さを重視する場合はカローラクロスがおすすめです。燃費はほぼ同性能ですが、外装や内装にCHRは力を入れているため、価格はCHRの方が高いです。
ホンダヴェゼルとの比較
画像引用元:ホンダ公式ホームページ
車種 | 全長(㎜) | 横幅(㎜) | 高さ(㎜) |
CHR | 4,385~4,390 | 1,795 | 1,550~1,565 |
ヴェゼル | 4,330 | 1,790 | 1,580 |
CHRとヴェゼルのサイズ比較は、サイズ感に大きな違いはありません。どちらもコンパクト型SUVです。全長4,400mm以下で小回り性能も優れていて、一般的には運転しやすいです。
販売台数は1位がトヨタCHR・2位がホンダヴェゼルとなっており、2車はライバル車と言えます。燃費もどちらもよく走行安定性にも優れており価格帯にも大きな違いはなく、甲乙つけがたい2車です。
外装や内装など好みによって、判断することになりそうです。
トヨタエスティマとの比較
画像引用元:トヨタ公式HP
車種 | 全長(㎜) | 横幅(㎜) | 高さ(㎜) |
CHR | 4,385~4,390 | 1,795 | 1,550~1,565 |
エスティマ | 4,820 | 1,810 | 1,760 |
CHRとエスティマのサイズ比較は、エスティマの方がひと回り大きいです。エスティマはミニバンのため、SUVのCHRよりかなりサイズが大きくなります。
エスティマは3列シート7~8人乗りのため、大家族に向いています。また車高も高いため、小さいこどもが車中で着替えられます。3列目を折りたためば収納スペースになるため、スキーなど大荷物を積む方はエスティマを検討しましょう。
ただしサイズが大きくなる分、小回りが効きにくく運転の難易度もあがります。大家族ではなく一般的な利用をするのであれば、CHRが向いていると言えます。
まとめ
画像引用元:トヨタ公式ホームページ
CHRのサイズについて解説しました。CHRは、コンパクトSUVの中で最も人気のある車です。燃費も良く走行性能も高いため、SUVの購入を考えている方はぜひ検討してみてください。
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